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【質問箱】悪政に頭痛がする


【質問】昨年あたりから特に、この国が恐ろしい方に進んでいると思うようになりました。今までは、政治家さんが、良い方向に導いてくれるだろうと、何も考えず、ボンヤリ暮らしていました。  しかし日に日に、暮らしはキツくなり、まわりが殺伐としたものに溢れるように。ただ怯えるだけではダメだと思いつつ、増していく不安にめげそうになります。  私はこれまで、人の暮らしを守ることをしたい人が政治家になるのだと思っていたのですが、自民や維新のやっていることを見ると、頭が痛くなります。到底責任などとれないようなことをしても、別に良いと思っているのでしょうか。

【回答】

「政治家さんが良い方向に導いてくれる」と思っていた、とのことなのですが、半分は正しいと思います。

つまり、自民・維新の政治家は「良い方向に導こう」と思ってはいると思います。

それは確かだが、結果的に悪い方向に導いてしまっている、ということです。

自分たちのやってることは「良いこと」と思い込んでるのという点で、カルト宗教と同じです。


ですから、彼らの「(意図的な)邪悪さ」に怯える必要はありません。


問題は、「どのようにして”悪”が(自然)発生するのか」ということなのですが、難問なのでさておきます。

(ちょっと出してすぐ引っ込めて…申し訳ない)。


もう少し平たく言うと、

「あの人たちはバカなんです」ということなのですが、そのバカさ加減は、想像を遥かに絶します。

その圧倒的なバカに舵取りを任せた結果、船が沈むようでは、乗ってる人はたまったものではありません。


質問者さんはそのことに気づいて不安がっておられる、ということですが…

バカな船長を信頼しきって、乗ってる船が沈むとも知らず、のほほんとしているよりは、マシではないかと思います。

その意味では、質問者さんは善処したのです。良いことと思います。


次の段階としては、

「バカにバカを突きつけながら賢い人を増やす」ことを考えてみましょう。

毎日私がやってることです。


それはもしかすると、風車に挑むドン・キホーテのような営みかもしれませんが、

ドン・キホーテと違って、私は一人ではない。多くの先達がいます。


私自身もそういう先輩たちに感化され、直接・間接に教育されて今の立ち位置にいます。

仲間がいる、ということです。


今の世の中が悪くなっていっている、ということに気づくということは、ある種の”目醒め”です。

映画『マトリックス』でいえば、”赤い薬”を飲んで、この世界の本当のありようを知ったということ。

しかし、映画と違って、一人で全てをひっくり返してくれる圧倒的な救世主はいません。


私たち一人ひとりが、自分自身の人生と、今を生きる社会の”救世主”です。


ともに頑張りましょう。


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